
HYROX完全攻略ギアガイド
HYROX完全攻略ギアガイド
〜ジムを作りたい人のための器具選び・コンサルティング活用完全版〜
フィットネス市場 監修

はじめに ― HYROXという新しいフィットネスの波
HYROX(ハイロックス)は、2017年にドイツで誕生したフィットネス競技レースです。ランニングと機能的なワークステーション種目を組み合わせた構成で、世界中のフィットネス愛好家・アスリートを魅了し続けています。
日本でも2024年以降、急速に競技人口が拡大。「自分もHYROXに出たい」「ジムにHYROX対応設備を導入したい」というニーズが高まっています。
このガイドは、HYROXに特化したジムの開設・設備導入を検討しているオーナー・トレーナー向けに、必要な器具の選び方から導入ステップ、コンサルティング活用法までを網羅した実践的な手引きです。
第1章 HYROXとは何か
1-1 競技の概要
HYROXは「1kmランニング+1つのワークステーション種目」を8セット繰り返す競技です。合計8kmのランニングと8つのワークステーションをこなしたタイムで競います。
ワークステーションの8種目は以下の通りです:
• SkiErg (スキーエルゴ)× 1,000m
• Sled Push (スレッドプッシュ)× 50m
• Sled Pull (スレッドプル)× 50m
• Burpee Broad Jump × 80m
• Rowing (ローイング)× 1,000m
• Farmer's Carry (ファーマーズキャリー)× 200m
• Sandbag Lunges (サンドバッグランジ)× 100m
• Wall Balls × 75/100 回
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HYROXの最大の特徴は「誰でも出られる」こと。エリート選手から一般参加者まで、同じ会場・同じ種目で競います。この包摂性がコミュニティを生み、ジムビジネスとの親和性を高めています。 |
1-2 なぜ今ジムにHYROX対応設備が必要か
• 競技人口の急増による需要拡大
• 高単価会員層(競技志向)の獲得
• グループトレーニングプログラムへの展開可能性
• SNS での拡散力(HYROX参加者は SNS発信率が高い)
• 既存ジムとの差別化ポジションの確立
第2章 種目別ギア解説
2-1 SkiErg(スキーエルゴ)
SkiErg(スキーエルゴ)は、クロスカントリースキーのプルダウン動作を再現したエルゴメーター(負荷調整式有酸素運動マシン)です。HYROXでは1,000mを計測しながら行います。
![コンセプトツースキーエルゴ[Concept2]トレーニングフィットネスパワー効率的動き反応](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0867/6583/0458/files/skiergo-20.jpg?v=1764290326)
主な特徴
• 全身の有酸素・無酸素能力を同時に鍛えられる
• 上半身(肩・背中・体幹)への高負荷トレーニング
• Concept2 製が公式競技での標準機材
• 省スペースで壁掛け・スタンド型の両方が選択可能
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器具名 |
用途・特徴 |
目安価格帯 |
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SkiErg(壁掛け型) |
公式競技標準。省スペース。固定壁が必要 |
18〜25万円 |
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SkiErg(スタンド型) |
移動可能。床置きスタンド付属 |
22〜28万円 |
2-2 Sled(スレッド)
スレッドはHYROXで唯一「プッシュ(押す)」と「プル(引く)」の両方を行う器具です。重いプレートを積み、床面を滑走させます。

主な特徴
• 床材との相性が重要(人工芝・タイル・コンクリートで摩擦係数が異なる)
• 競技では規定重量あり(HYROX公式:男性+ 30kg/女性 + 20kgのプレート)
• スタジアムシリーズとジムシリーズで仕様が異なる
• 専用エリア (最低 15 から 20 m 程度のストレートが必要)
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器具名 |
用途・特徴 |
目安価格帯 |
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スレッド本体 |
HYROX公認モデル推奨。Torque社・Rogue社など |
8〜18万円 |
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バンパープレート |
スレッド用。ラバーコーティング推奨 |
1枚 3,000〜8,000円 |
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スレッド用ベルト |
プル種目で使用。幅広ストラップ型 |
5,000〜1.5万円 |
2-3 Rowing Ergometer(ローイングエルゴ)
ローイングエルゴ(エルゴメーター)は、ボートのローイング動作を模した有酸素マシンです。HYROXでは1,000mを計測しながら行います。
![コンセプトツースタンダードローエルゴ[Concept2]トレーニングフィットネスパワー効率的動き反応](https://cdn.shopify.com/s/files/1/0867/6583/0458/files/concept2-ergo-7.jpg?v=1764290325)
主な特徴
• 全身の約86%の筋群を使う高効率エクササイズ
• Concept2 RowErg (モデルD/E) が競技の標準器材
• モニター付きで距離・ペース・消費カロリーを計測
• 折りたたみ可能でスペース効率が良い
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器具名 |
用途・特徴 |
目安価格帯 |
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Concept2 RowErg(モデルD) |
HYROXの競技標準。最も普及しているモデル |
24〜28万円 |
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Concept2 RowErg(モデルE) |
シート高が高く乗り降りしやすい。高齢者にも対応 |
28〜33万円 |
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その他ブランドのローイングマシン |
トレーニング用途。競技には不向き |
5〜20万円 |
2-4 Sandbag(サンドバッグ)
サンドバッグは、砂の入った丈夫なバッグを担いで歩くファンクショナルトレーニング器具です。HYROXではランジを行いながら100m移動します。

主な特徴
• HYROX の競技規定重量:男性20kg / 女性 10kg
• ハンドル付きタイプが持ちやすく競技向き
• 耐久性・縫製の品質が重要(砂漏れしないものを選ぶ)
• 複数重量を揃えると幅広い会員ニーズに対応
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器具名 |
用途・特徴 |
目安価格帯 |
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HYROXロゴ入り公認サンドバッグ |
競技と同仕様。ハンドル3箇所付き |
1.5〜2.5万円 |
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汎用ファンクショナルサンドバッグ |
10〜30kgの複数重量展開。トレーニング用 |
8,000〜1.5万円 |
2-5 その他の主要器具
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器具名 |
用途・特徴 |
目安価格帯 |
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ウォールボール |
壁に投げ当てるメディシンボール。直径約36cm |
1万〜2万円/個 |
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ケトルベル(各重量) |
ファーマーズキャリーに使用。鋳鉄製推奨 |
1個 3,000〜1.5万円 |
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バーピー用マット |
床保護・衝撃吸収。HYROXエリア全体に敷設 |
3〜8万円(面積による) |
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トレッドミル |
ランニングトレーニング用。屋内練習の核心 |
30〜150万円 |

第3章 HYROX初心者が最初に揃えるべきもの
3-1 ジム開設フェーズ別の投資ロードマップ
HYROX対応ジムの設備投資は、一度に全て揃えようとすると費用が膨らみます。フェーズ別に優先順位をつけることが重要です。
フェーズ1:最低限スタート(予算目安:200〜400万円)
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まずHYROXの「核心体験」を提供できる最小限の構成からスタートします。 |
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器具名 |
用途・特徴 |
目安価格帯 |
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Concept2 RowErg × 2台 |
ローイング。圧倒的需要のある種目 |
約55万円 |
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SkiErg × 2台 |
スキーエルゴ。上半身トレーニングの核 |
約45万円 |
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スレッド × 1台+プレート |
最小構成。10m以上のスペース必要 |
約15万円 |
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サンドバッグ(3〜5個) |
10kg・20kgの2種類 |
約8万円 |
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ウォールボール(5〜8個) |
4kg・6kg・9kgの3種類 |
約10万円 |
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ラバーフロア(50㎡目安) |
スレッドエリア+フリーエリア |
約50〜100万円 |
フェーズ2:本格展開(予算追加:200〜400万円)
• RowErg ・ SkiErg の追加導入 ×4台へ増強
• トレッドミル 2 ~ 4台
• ケトルベル各重量セット
• ダンベル・バーベルセット(補助トレーニング用)
• グループエリア拡張・更衣室整備
フェーズ3:フルHYROX対応(予算追加:200万円〜)
• 公式競技と同スペック・同数の器具配置
• 競技練習に特化した導線設計(8種目を連続して行えるレイアウト)
• タイム計測システムの導入
• 競技エントリー管理・会員向けイベント企画
3-2 スペース設計の考え方
HYROX対応ジムで最も重要かつ課題になりやすいのがスペース設計です。特にスレッドは最低でも直線15〜20mの確保が必要です。
• スレッドエリア:15 から 20m × 幅 2 から 3m(最優先で確保)
• ローイング・スキーエルゴエリア:1台あたり
幅1.5m × 奥行き 2.5m
• フリートレーニングエリア:50 から 100 ㎡(ランジ・バーピー・ウォールボール)
• 更衣室・シャワー:男女別、最低でも 3 〜 5名同時利用可能な規模
第4章 フィットネス市場のコンサルティングサービス
4-1 なぜ器具購入だけでなくコンサルティングが必要か
HYROX対応ジムを成功させるためには、器具を揃えるだけでは不十分です。空間設計・プログラム設計・集客戦略・スタッフ教育など、複合的なノウハウが必要です。
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「器具は買ったけど、どう使えばいいかわからない」「会員が定着しない」「HYROX競技への送り出し方がわからない」——これらの課題は、コンサルティングを通じて解決できます。 |
4-2 フィットネス市場が提供するコンサルティングメニュー
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器具名 |
用途・特徴 |
目安価格帯 |
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開業前コンサル |
事業計画・立地分析・資金計画・競合調査 |
要相談 |
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設備導入計画 |
予算・スペース・優先順位に合わせた器具選定提案 |
要相談 |
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レイアウト設計サポート |
図面ベースで最適な動線・HYROX種目配置を設計 |
要相談 |
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プログラム設計 |
HYROX特化クラスのメニュー・スケジュール構築 |
要相談 |
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スタッフ研修 |
HYROX種目の指導方法・安全管理・コーチング技術 |
要相談 |
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集客・マーケティング支援 |
SNS・SEO・地域コミュニティ連携の戦略策定 |
要相談 |
4-3 コンサルティング活用の流れ
1. 無料相談(オンライン可):現状のヒアリング・課題整理
2. 現地調査(希望者のみ):スペース・設備・周辺環境の確認
3. プラン提案:設備リスト・スケジュール・投資回収計画の提示
4. 器具発注・導入サポート:仕入れから納品・設置まで一貫対応
5. オープン後フォロー:集客支援・プログラム調整・追加相談
第5章 器具購入からコンサルティングまでの導線
5-1 フィットネス市場でのご購入方法
本ガイドで紹介した全ての器具は、フィットネス市場のオンラインショップでご購入いただけます。
• 24 時間いつでも注文可能なオンラインショップ
• 法人・ジム向けの見積もり・一括発注に対応
• 全国配送・大型器具の設置サポートあり
• 購入前の相談は専任スタッフが対応
※HYROX商品一覧はこちらから→
5-2 まずはここから始める「HYROXスターターパック」
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初めてHYROX対応設備を導入する方向けに、フィットネス市場では「HYROXスターターパック」を提供しています。RowErg・SkiErg・サンドバッグ・ウォールボールのセットを、コンサルティング初回無料特典付きでご提供します。(詳細はWebサイトにてご確認ください) |
5-3 お問い合わせ・ご相談
HYROX対応ジムの開設・設備導入に関するご相談は、フィットネス市場の専任コンサルタントが承ります。
• オンライン相談(Zoom / Google Meet):随時受付
• お問い合わせフォーム:Webサイトよりお気軽にどうぞ
• 電話相談:平日10:00 〜 18:00
おわりに
HYROXは単なるフィットネストレンドではありません。競技を核にしたコミュニティが生まれ、そのコミュニティが次の会員を呼ぶ——まさに「モチベーション産業」の最前線です。
器具を揃えることはスタートラインに立つことです。その先に、どんな体験を提供し、どんなコミュニティを育てるか。それがジムの本質的な価値を決めます。
フィットネス市場は、器具の提供にとどまらず、皆さんのジムづくりのパートナーとして伴走します。まずはお気軽にご相談ください。
フィットネス市場 編集部